Balanced
Room-type Calorimeters
主にルームエアコンの測定にご利用いただいており、こちらの装置は「直接法」で測定しています。
試験室内の空気調和機の冷却/除湿量および加熱/加湿量を計測制御し、それと供試品が熱平衡(バランス)となった値が供試品の冷房能力(暖房能力)となります。
各試験室はいずれも二重構造となっており、試験室からの熱漏洩が極力ゼロになるようにすることで、より正確で精度のよい能力測定が行えるようになっています。
試験室からの熱漏洩を"ゼロ"に近づけることにより、能力測定が極めて正確に行えます。テスト条件を標準条件(一定)にしておき、少しでも正確な能力測定が必要な場合に、ぴったりの測定方法です。
このタイプは、室内側及び室外側試験室の外側にもう1組の温度制御室(外室)を設け、二重構造式となっており室内外試験室と外室との温度平衡を保ち、温度差をなくして能力測定を行います。